ドラマー森本太郎の日記

神戸在住のドラマーの日常

Marc Johnson"Shade of Jade"を聴きながら思う。

Joey Baronの演奏を聴いて、最近すっかりIan Fromanのレッスンで2年間やったことを実行するのをやめてしまってるなと気がついた。
具体的には、それぞれのフレージングがぶちぶち切れて繋がらずにフローしてない。
イアンが言うには、例えばAABAの32小節の曲だとそれぞれの区切りの小節は特別な小節でそこをどう扱うかによって曲の流れが大きく変わってしまう。
今の僕は極端に言えば8小節ごとにアクセントを付けてしまっているような状態かな。
それだと毎回そこで流れが止まってしまって発展していかない感じになってしまう。
レッスンではその特別な小節を通過するときのアプローチの仕方をいろいろやったんだけど、それを思い出してもうちょっと頭を使いながらドラムをたたかないといけないなと思った。
このアルバムでのJoey Baronのドラミングはそのお手本みたいな感じ。流れる流れる。
Brian BladeがJoey BaronのクリニックでFlowについてのアドバイスを受けていたという話を聞いたことがある。
Joey Baron恐るべし。